小説が好きな人、興味がある人、読書家ではないけれど本を読んでみたい人、などなど。そんな人たちでほっこり集い、読書会をおこなっています。課題本を一冊決めて、次回参加する日までに課題本を読み、その内容について当日集ったメンバーで語り合います。小説が苦手な人も、みんなでシェアすることで読むことが楽しくなったり、あまり好きじゃない物語も、語り合うことで味わい深くなったり。視点の違い、価値観の違い、また共感できることなどを楽しみながらのんびりやっております。ファシリテーターは、武庫川女子大教授、山本欣司さんです。
どどどど読書会っメンバー募集中です。参加者のみなさまが作ってくださる温かな、のんびりした雰囲気がとても心地よい、素敵な場となっております。ぜひ気軽に遊びにきてください。学生さんも大歓迎です。感じ方、視線がみんな違うことがとても刺激的であり、それを受け入れる器となっている場が、物語を深めてくれていることを毎回感じております。(=人=) KIKU
持ち物:
〇課題本 〇筆記用具 〇気になった点やシェアしたい内容などメモ用紙またはノート(必要な方のみ) 〇おススメの小説(次回の課題本候補) 〇参加費、飲食代(おつりがご用意できませんので小銭をご準備ください)
準 備:
〇当日まず最初に、①感想、②疑問点を聞かれますので読んでみての感想、疑問に思ったことなどを考えてきてください。(無理なく、特に感想などなかったときはそれでもOK)
課題本の選択について:
〇次回までに読んでくる課題本の選択は、毎回みなさんでおすすめの本を持参します。みんなにこれ読んでほしい!という作品がありましたら1~2、3冊選んでご持参ください。その中から1冊をみなさんで相談し、選んで次回までに読んできます。
(今回オススメする本がない、というのでも大丈夫です。誰か一冊でも持ってこられていたら成り立つよう、負担のないように考えられたルールです)
〇課題本は小説(ファンタジーOK)
※私たちの生活、生きていく中で感じるような問い、謎、ひっかかりが物語にあるとシェアしやすいです。
〇短編や長編は選択しないことになっています。
※また詳細は参加されたときにご説明させていただきます。
一回だけ参加でも大丈夫です。興味がある、課題本の小説が好き、どんな理由でもお気軽にご参加ください。
【新型コロナウィルス感染症の状況が落ち着いていない場合】
Zoomでの開催となります。参加者の方には、開催1週間前にzoom参加のためのURLや詳細をお知らせ致します。
ふとした縁で家で育てながら、ある日庭の繁みから消えてしまった野良猫のノラ。ついで居つきながらも病死した迷い猫のクルツ―愛猫さがしに英文広告まで作り、「ノラやお前はどこへ行ってしまったのか」と涙堰きあえず、垂死の猫に毎日来診を乞い、一喜一憂する老百〓先生の、あわれにもおかしく、情愛と機知とに満たち愉快な連作14篇。
(amazonより)
◆日 時: 2024年4月7日(日)13時30分~15時30分
(長くなることもありますが、2時間くらいを予定しています。)
◆会 場:大阪市内で調整中。新型コロナウィルス感染症の状況によっては、ZOOMでの開催となります。※参加者さまには開催1週間前に詳細のご連絡をいたします。
◆課題本:『ノラや』(中公文庫)内田百閒
◆参加費:1000円(飲食代・実費)
※初めての方、学生の方も大歓迎です。ご縁を感じてくださった方はぜひ。
◆ファシリテーター:
山本欣司(武庫川女子大教授)
「どどどど読書会っ」で開催された内容の報告などは、ブログに掲載されててます。
第 1回(2011年12月04日): 『雪国』 川端康成
第 2回(2012年 2月05日): 『ニッポニアニッポン』 阿部和重
第 3回(2012年 4月08日): 『猫と庄造と二人のおんな』 谷崎潤一郎
第 4回(2012年 6月24日):『角』 ヒキタクニオ
第 5回(2012年10月07日):『泥の河』 宮本輝
第 6回(2012年12月23日):『ゆれる』 西川美和
第 7回(2013年 2月17日):『村田エフェンディ滞土録』 梨木香歩
第 8回(2013年 4月07日):『この世は二人組ではできあがらない』 山崎ナオコーラ
第 9回(2013年 6月23日):『かもめのジョナサン』 リチャード・バック
第10回(2013年 8月25日):『斜陽』 太宰治
第11回(2013年10月13日):『死亡フラグが立ちました!』 七尾与史
第12回(2014年 1月12日):『通天閣』 西加奈子
第13回(2014年 3月09日):『想像ラジオ』 いとうせいこう
第14回(2014年 5月18日):『こころ』 夏目漱石
第15回(2014年 8月 3日):『夏の終り』 瀬戸内寂聴
第16回(2014年12月28日):『深い河』 遠藤周作
第17回(2015年 3月08日):『センセイの鞄』 川上弘美
第18回(2015年 6月14日):『はつ恋』 ツルゲーネフ
第19回(2015年10月04日):『猛スピードで母は』 長嶋有
第20回(2016年 1月31日):『地獄変』 芥川龍之介
第21回(2016年 4月17日):『きらきらひかる』 江國香織
第22回(2016年 7月10日):『春琴抄』 谷崎潤一郎
第23回(2016年10月30日):『八日目の蝉』 角田光代
第24回(2017年 2月05日):『キャッチャー・イン・ザ・ライ』 J.Dサリンジャー
第25回(2017年 6月04日):『海と毒薬』 遠藤周作
第26回(2017年 9月10日):『ギンイロノウタ』 村田沙耶香
第27回(2017年12月17日):『坊ちゃん』 夏目漱石
第28回(2018年 3月11日):『歩いても歩いても』 是枝裕和
第29回(2018年 9月16日):『不夜城』 馳星周
第30回(2018年12月16日):『新編 銀河鉄道の夜』 宮沢賢治
第31回(2019年04月07日):『だれも知らない小さな国』 佐藤さとる
第32回(2019年08月04日):『たった、それだけ』 宮下奈都
第33回(2019年12月01日):『御伽草紙』 太宰治
第34回(2020年06月21日):『FUTON』 中島京子
第35回(2020年10月11日):『今夜、すべてのバーで』 中島らも
第36回(2021年01月24日):『日日是好日』 森下典子
第37回(2021年04月25日):『ねじの回転』 ヘンリー・ジェイムズ
第38回(2021年08月22日):『わたしを離さないで』 カズオ・イシグロ
第39回(2021年11月21日):『乳と卵』 川上未映子
第40回(2022年 4月 17日):『永い言い訳』 西川美和
第41回(2022年 8月 7日):『たけくらべ』 樋口一葉
第42回(2023年 4月 16日):『和解』 志賀直哉
第43回(2023年 8月 20日):『その街の今は』 柴崎友香
第44回(2023年12月 3日):『人形の家』 イプセン